脊損のかかりやすい病気。
脊損のかかりやすい病気
といってもいっぱいあるみたいなので、サワグチが実際に経験してきた、又は現在もしているものを主に列挙してみます。
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障害臓器 |
病態 |
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呼吸器 |
排痰困難 |
痰がからむと自分で出せません。腹を自分で押したり、ベットに横になって出やすくしたりします。誤嚥したりして、ガムやアメが喉に詰まったりするととても危険です。 最近やっと恐る恐るガムやアメを食べられるようになってきました。でも、やっぱりまだ怖いです。風邪はそうそうひけません、肺炎になったらやばいので。 |
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循環器 |
起立性低血圧 |
朝、脱水気味だったりすると、ベットから頭を起こすときに、時々、めまいがしたり、血の気が頭から引いていくような感じになります。最近は、水分摂取を怠らないようにしていますので、まず、経験しなくなりました。 |
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血栓 |
脱水だったりすると、血が濃くなって血栓を作りやすくなります。これも水分摂取を十分行うことにより、予防しています。血栓を作りにくいと聞いているので、納豆を二日に一回は食べるようにしています。血栓が肺にいくと、肺梗塞、心臓なら心筋梗塞、頭なら脳梗塞になります。これは怖いです。循環障害による、足のむくみですが、ケガをして3年経った現在、不思議となくなってきています。 |
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皮膚 |
無発汗 |
サワグチは首から上と、左肩、左腕しか汗が出ません。ですから、日当たりの良い場所にいると、汗をかかないので、どんどん体温が上がっていきます。”うつ熱”という状態になって、よく風邪や尿路感染と間違えられるそうです。夏は日向をうろうろしないようにしてます。麦わら帽子は必需品です。 逆に、冬は体温が上がらないので、低体温に注意。外出時の着衣も工夫が必要です。 |
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無感覚 |
麻痺で脇から下が感覚が無いので、褥瘡が出来安いです。夜間の就寝中は特殊マットを使用し、体位交換。車いす上では、ROHOマットを使用しています。愛車ラウムの運転席のシートの中にもシリコンマットが中に入っています。長時間同じ体位を維持しないことがとにかく大事。車いす上では時々プッシュアップといって腰を浮かす動作が必要なのですが、ROHOマットの性能が良いため、あんまり必要性を感じていません。ただ、感覚がないので、擦り傷等を作りやすく、直接肌を露出するのは避けています。車からの乗り降りの時にお尻にキズをつくってしまったことがあって、褥瘡が出来安い場所(血流が悪い)だったお陰で、治るのに半年近くかかりました。それからは随分注意しています。 |
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異常知覚 |
幻肢痛、といわれるものですね、よく切断肢などで、無いはずなのに、あるような感覚があったり、痛みを感じたりすることです。サワグチは幸いなことに、痛みは無いのですが、絶えず、ずっと長時間正座をしたあとのようにじ〜んと痺れたような感覚があります。あんまり気にならないのでほったらかしです。 |
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運動器 |
筋萎縮 |
麻痺のため、筋肉を使わなくなると、廃用性萎縮といって筋肉が痩せてきます。なんですが、痙性が強いせいか、サワグチはあまり足の筋肉が落ちてきません。まだ、脊損になって3年だからなのかもしれませんが。 |
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関節拘縮 |
関節もずっと動かさないと、固まって曲がらなくなったり伸びなくなったります。これは、屈伸運動等で、文字通り、曲げたり伸ばしたりして予防しています。 |
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痙攣 |
これは痙性そのものですね。筋弛緩薬等の服用によってある程度押さえています。筋弛緩薬の量が多いと、倦怠感、脱力感、肝障害等が起きることがあるそうです。 |
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消化器 |
直腸麻痺 |
ようするに、普通に排便が出来ません。便秘になりやすいので、下剤を適度に服用します。2日一回、摘便をします。以前は量が合わなくて、よく下痢をしていましたが、今はありません。やや便秘気味なので、痔に注意しています。摘便を忘れると、便が固まって、排便時に肛門に裂創をつくることがあるので、絶対に忘れないように気を付けています。 |
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泌尿器 |
膀胱麻痺 |
による尿閉、尿失禁。間欠自己導尿によってコントロールしています。以前は、排尿前に床の物を拾おうとして、前屈みになると、腹圧が上がって尿失禁が必発だったんで、要注意だったんですが、減量後、腹がつかえなくなった為か、なくなってきています。尿路感染は、退院後幸運にも起きていません。尿量をコントロールして、尿管結石の予防、導尿で残尿をなくすことによって、膀胱結石も予防しています。時々、健診を受けて、尿路造影を行って、問題が無いのか検査しています。 |
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生殖器 |
陰茎麻痺 |
勃起不全、いわゆるインポテンツ。 |
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精巣、精のう障害 |
射精障害。 |
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要するに下半身が役に立たないってことです。これは、今のところほったらかしです。ちょいと難しい話しになりますが、サワグチの障害部位(胸髄2〜3辺り)だと、陰茎背神経→陰部神経→脊髄勃起中枢(第2〜4仙随)→骨盤神経→海綿体神経の反射が起こって、”朝立ち”なるものが起こることがあります。 これは、実はあんまり嬉しくないことで、この状態で導尿するのは大変なんですよ。(導尿カテーテルが尿道に入らないので) |
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精神心理 |
精神ショック |
事故当時は、人工呼吸器を使用中だったりして、”治る治らない(足が動く)”よりも、”生きるか死ぬか”の方が重要だったので、構ってられなかったというのが本当のとこでしょうか。 身体に対するショックよりもその他の色々あったことの方がショックではありました。 |
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回復期待 |
最近の研究では、ネズミの実験で、実際に切断した脊髄神経が再生してくっつくところまできているので、多分数年後には脊髄再生の道筋は出来ると思われます。そういう意味では、”回復期待”は持ってます。 |
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抑うつ反応 |
これはありました。今も無いわけではないです。受傷当時は抗うつ剤を飲んでましたが、自ら主治医に申し入れて徐々に減らしていきました。薬に頼るのはイヤだったので。 |
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その他 |
肥満 |
後、サワグチの場合、満腹感が無い為、過食になりやすく、肥満になりやすいです。(肥満も立派な病気です!)動く部分が少ないせいもあって、普通に食べていると、どんどん太ります。こちらは食事制限によってコントロール中!です。 |
とりあえずまとめてみました。まだあるかもしれませんが。
1999/09/02(Thu)作成
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