中途障害者
事故直後、人工呼吸器に繋がれていつ肺炎で死ぬかわからなかった頃から考えてみれば、今は、出来ることが一杯あります。
勿論、社会のバリアフリー化はまだまだだし、身体に制限も多々あります。それでも、集中治療室にいた頃に比べれば、”どうってことないじゃん”といえるくらいの状況です。
一回死んじゃったと思えば何でも出来るし、何でも我慢できる。
でも、今の身体では、何でも出来る理由でもないし、何でも我慢出来る程人間が出来てる理由でもないです。
”障害者であることを絶えず意識している生活”
だった筈なんだけど、そうじゃなくなっている時間が少しづつ出来つつある事実に逆に戸惑っています。
中途障害者であるサワグチは、健常者と障害者との間をいつもふらふら行き来している中途半端な状態にいます。
その日一日をどう過ごすかだけ考えていればよかった毎日から、とりあえず1ヶ月先の予定が埋まる生活になってきて、じゃあ、2ヶ月後は?来年は?という意識がちょっと出てきたのですが、何かピンとこないんです。
最近、澱んでいる自分にどうもちょっと苛ついています。
2001/02/16(Fri)作成
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